がん治療の内服薬を調剤薬局でもらっている方へ、その調剤薬局の薬剤師さんも相談に乗るし、具体的に使えるケア用品などの工夫も教えてくれることをご存知でしょうか。また、管理栄養士さんが治療中の食事や栄養について個別に相談に乗ってくれる調剤薬局も出てきました。自分の調剤薬局を選んでみませんか。

調剤薬局とがん治療

調剤薬局は、病院の外にある薬局です。処方箋を出して、お薬の説明を受けて、薬を受け取る薬局です。一般的にはお薬と説明の場所ですが、特にがん患者さんの支援に力を入れている調剤薬局も出てきました。

お薬のことなら、断然薬剤師さん!

薬剤師さんは、薬のプロです。その方の元々の身体の状態を把握して、お薬がどのように効いているのか、副作用のチェックも行っています。副作用によっては症状を和らげたりする日常ケアが役に立つこともあるし、お薬の量や種類そのものを調整する必要がある場合もあります。処方箋と治療内容、そしてあなたの様子にあわせて必要な提案をしてくれます。

食事と栄養なら、断然管理栄養士さん!

まだまだ数は少ないですが、管理栄養士さんに相談できる調剤薬局があります。治療中、自分の食事や健康のことが今まで以上に気になり、何を食べたら良いのか、何はいけないのか、自分にあった食事と栄養のことを相談できます。

食事については、医師からの特別な指示がない場合は、なんでも、バランス良く、腹八分でが基本です。しかし、もう少し栄養について考えたいという方も結構居ます。そんな方は、ぜひ管理栄養士さんに相談してみてください。

費用については各調剤薬局により異なりますので、まずは調剤薬局の薬剤師さんに効いてみてください。

参考情報

薬剤師さんのインタビュー

調剤薬局の選び方と役割について 薬剤師さんに聞いてきました。

専門家に聞いてみよう① がん専門薬剤師の宮本さん

専門家に聞いてみよう② 痛みをケアする薬剤師 緩和薬物療法認定薬剤師の石塚さん

がんと食事

味覚障害と食事の工夫 基本情報とレシピページのまとめ

がん治療と食事のこと 今わかっていることをしっかり知ろう

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