【やってみた】まゆ毛シールをきれいに仕上げるなら、ペンシルがおすすめ。
がん患者さんの日常生活を、正しい情報とつながりでサポートするSpeak(スピーク)の事務局です。今回は、まゆ毛が抜けた後に使う便利グッズの「まゆ毛シール」を実際に使ってみた体験コラムです。まゆ毛シールって?という方にもわかるように解説していきます。
1 まゆ毛の描き方についての一般情報
眉毛をかく道具
まゆ毛が少し薄くなってきたなら、まずは描き足しましょう。使うものは、鉛筆タイプ、パウダータイプ、筆タイプがあります。
それぞれの特徴としては、パウダーは柔らかく自然に描きやすく、初心者さんにもおすすめです。眉の形が残っていて濃さを足すなら、まずはパウダーを試してみてはいかがでしょうか。まゆ毛自体がかなり薄くなり、形ごと描くようになったら、ペンシルかスタンプを使います。
ペンシルは、100円ショップで購入できます。今回実験で使用したこちらの眉ペンシルも、DAISOで購入しています。アイブロウライナーとは、眉ペンシルのことです。

パウダーは、事務局近くのDAISOにはありませんでした。代わりにドラッグストアでこちらを購入。
まゆ毛スタンプは今回使用しませんでしたが、ネットで購入することができます。
Amazonでまゆ毛スタンプを探してみる
⇨https://amzn.to/3ngvmDk
まゆ毛の書き方について
「まゆ毛 描き方」と検索すると、描き方の紹介されたページがみつかります。その中から、わかりやすかったものを紹介します。
https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB008969/
2 まゆ毛シール+パウダー/ペンシルを実際にやってみました
- まゆ毛シールをはる
- ペンシルとパウダーで色をのせて比較(結果:ペンシルがおおすすめ!)
- ごしごしこすってみた
実験① まゆ毛シールを貼る
今回使用したまゆ毛シールは、水で貼るタイプです。形もいくつかありまして、男性向けの形もあります。眉の濃さもえらべます。
眉シールは、Amazonなどの通販サイトでも購入できます。
今回はPEERが販売している11回分550円の眉シールを使います。
台紙ごと眉の形に切り抜きます。紙を眉の位置につけて実際の場所を決めていくので、まゆ毛の形に近く切ったほうがイメージしやすいです。

剥がすと少しくっつく部分がでてきます。これが実際に肌にくっつく部分になります。

フィルムを剥がした側とは反対側のくっつかない面から、水をつけて濡らします。写真では霧吹きを使っていますが、蛇口から少しずつ水を出して直接濡らしてもOKです。


粘着シールは軽く抑えるとくっつきますので、軽く押さえて、鏡を見ながら場所を確認します。場所が決まったら、タオルで水分を取りながら軽く押し付けます。


実験② ペンシルとパウダーで色を載せて比較



結果は、ペンシルがおすすめ。


実験③ ゴシゴシこすってみた

まとめ
- まゆ毛シールを貼った上から使うなら眉ペンシル
- ごしごしこすると、ペンシルで描いた色合いは落ちる
- ごしごしこすっても、眉シール自体はしっかりついている
まゆ毛は印象がだいぶ変わるので、気にしたり悩む方が多いです。普段なかなか描き方を考えることのない男性など、メイクをあまりしない方は特に難しいと思います。
周りのメイクを習慣的にしている人や、化学療法室の看護師さんに聞いてみるのもよいかもしれません。
もしも皮膚トラブルが出てきたら、使用をやめて、医師に相談してください
抗がん剤治療の間、みなさんの細胞サイクルの早いところに影響が出ています。特に、毛根、お肌、粘膜は影響のでやすいところです。あれ?と思うことがあれば、その時使っているケア用品の使用をやめて、医師・薬剤師・看護師など普段受診しているところに連絡してください。治療が落ち着いて病院に行く機会の減っている方は、行きやすい皮膚科を受診してください。そのときに、治療を受けていたことをお伝え下さい。
病院のがん相談支援センターでも、相談できます
参考文献
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https://forms.gle/EKmxsiX1wxatWTK58