こんにちは。がん患者さんの日常生活で困ることをなくしたい会社PEER(ピア)のさとうです。今日は、お腹にくっつけておくポンプみたいなお薬の話です。

お腹にくっつけておく「ジーラスタ」ボディポット

お客さまが「お腹にこんなのつけちゃったのよ(ふふふ)」ってジーラスタを見せてくれました。ジーラスタは、抗がん剤治療で白血球の数が下がる時に使う薬で、白血球数を増やす効果があります。

白血球が落ちてくるのは抗がん剤の日から数日〜10日目くらい。その時期にこのために通院しなくて良いように、抗がん剤の日に一緒にこのセットをお腹につけておきます。

セットしておくと、27時間後に自動的にポンプが動いて、自動的に適量のジーラスタが投与されます。便利ですね。

写真よりもちょっと下、お臍の下あたりが良さそう。

ジーラスタはお腹につけます。皮下脂肪のあるところですね。でもこれ、ちょうどウエストのラインだと服を着にくいのが難点。

最近のトレンドはハイウエスト気味なので、公式写真のようにおへそのラインよりも少し下が良さそう。実際に今日見せてくれた方もへそしたについていました。厚みはさほど気になりませんでしたが、ピッタリしたデザインの服は避けたほうが良さそうです。

画像
公式サイトより
https://medical.kyowakirin.co.jp/hematonco/info/g-lasta-bodypod/gls0248/index.html

外来治療をサポートする薬、便利になってます!

現在、抗がん剤治療は外来で受ける人がメインになっています。通院の回数が減らせて、かつ、お薬の飲み忘れや間違いを減らすために、いろいろなテクノロジーが進化しています。

抗がん剤治療は辛いことも多いですが、生活の質を保ちながら治療を最後まで頑張れるように、いろんなサポートや工夫があります。不安なことは、遠慮なくご相談ください。どこに行ったら、何を話したりいいかわからない時は、無料で専門家に相談できる「がん相談支援センター」をぜひ使ってみてください。

がんのなんでも相談窓口「がん相談支援センター」

全国にある、どなたでも無料・匿名で利用できるがんに関する相談窓口です

「がん相談支援センター」は、全国の「がん診療連携拠点病院」や「小児がん拠点病院」「地域がん診療病院」に設置されている、がんに関する相談窓口です。施設によって「医療相談室」「地域医療連携室」「患者サポートセンター」などの名称が併記されていることもあります。

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