がん治療中のインターネットとの付き合い方 情報に振り回されず、自分の心を保つコツ

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1 SNSはキラキラがいっぱい、でも疲れる。

がんと告げられて、みなさん落ち込んだり悲しくなったり、腹が立ったり、色んな感情が押し寄せませんか。それは正常な心の反応で、その時私たちは普段と違う心のエネルギーを使っています。がんという病気を受け入れて、これから治療に向かおうとする中で、気持ちのエネルギーを消費している状態です。余力のない状態、エネルギーが少ししか無い、気力がない、焦るけれど何もしたくない、いろんな表現がありますが、みなさん大体「どんより」な気持ちを体験しています。それは当然の心の反応です。そんなときは省エネで、大事なことを優先しましょう。

InstagramやFacebookなどのSNSにはキラキラした写真や楽しそうな投稿がたくさんあります。Twitterには、ちょっと辛口な事も含めた投稿がどんどん流れてきます。

元気なときなら良いなぁなんて思いながら読める楽しい投稿も、元気のないときには刺激が強くて焦りを感じたり、自分がダメだ!という気持ちになることもあります。

そんな時は、SNSやネットから、少し距離を置いてみてはいかがでしょうか。

2 自分だけ置いていかれるような気持ち

SNSの向こう側の世界では、自分の周りの人たちが楽しそうに、人生を楽しんでいるように見えます。写真もきれいですし、なんだか楽しそうです。自分だけ置いていかれるような気持ちを感じたら、それはSNSを少しお休みすることをおすすめします。

世の中は、あなたのことを置いていきません。時間は平等に流れていますから、安心してください。

3 がんと向き合う、という新しいことに慣れる時期です

がんと自分、がんと家族、がんと近しい人、という新しいことに慣れるのは、時間とエネルギーが必要です。まずは自分の心をゆっくり休ませてあげてください。戻るときになったら、また戻ればいいですよ。またエネルギーが戻ってきたら、見たくなるのかな、とのんびり構えてください。

今までも、新しいことになれるのはどんなときでも大変でしたよね。初めての学校、初めての職場、初めての場所、いろんな初めてを体験してきたと思います。その時と同じく、慣れて行きますので大丈夫。あなたが新しいことに慣れるお手伝いを、医療チームはしてくれます。自分の治療を担当している医療チームを頼ってください。

 

5 一人で不安にならないで

直接聞きにくい時は、病院内のがん相談支援センターなどを訪ねてください。相談支援センターについては、こちらにまとめてあります。心のもやもやを感じたら がん無料相談の窓口を使ってみよう

がん治療が始まると、初めてことがたくさんやってきます。それは、多くの人が感じる不安で、当然のことです。どうぞ一人で不安にならないで、遠慮なく近くの医療者にご相談ください。医療チームはいつでもあなたの味方です。

 


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