全国にあるがん患者さんをサポートしている団体の中から、ここではNPO法人CANネットを紹介しています。

 

NPO法人CANネット

 

CANネットは、どんな団体ですか?
がんのよろず相談窓口として、患者さんに役立つ情報の発信と、勉強会などを行っています。主な活動地域は北海道と東京ですが、オンラインで全国から参加することができます。
CANネットを立ち上げたきっかけは?

「自分や家族が病気になった時、信頼できるガイド役がいたら良いのに」 CAN netの活動を始めたきっかけはこの想いからでした。

 

ベテランから初心者さんへサポートをお届けする、具体的にはどんなことですか?

「病気」を持つことを「登山」に例えますと、「病気」の診断により、私達は新たな「登山」に挑戦することになります。登山のベテラン(過去に病気を経験している方、またはごたり、自身が医療のプロであったり医療者)であっても、はじめて登る山になります。

次にどんな道があって、何が起こるのか、手探りの状態です。ましてや、生涯初の登山であった場合、どこでコンパスや地図を手に入れるのか、どのルートを選んだら良いのか分からず、途方に暮れてしまうのではないでしょうか。

また、病気になった時、「病気」自体のことだけはなく、気持ち・心の問題、仕事や保険などの経済的な問題、家族・友人・職場などの人間関係の問題、相続・遺言・後見人などの法律的な問題など、生活をしていく上での大小様々な問題と対面対応していかなくてはいけないのが大変です。

 

これから起こることに対処するコンシェルジュって、どんなことですか?

様々な問題に対して、自分の望む選択をして、自分らしく生活していくには、主に「病気」と関わっている「医療・介護・福祉」分野からのサポートだけでなく、法律・美容・心理・保険・教育・栄養などの多様な多分野の総合的なサポートがあることが大事だと思います。

病気になったとき、初めての登山のガイド役=「がんコンシェルジュ」が、あなた自身の価値観に沿って、今起こっている、そしてこれから起こりうる出来事に対処するための情報やサービスを、多職種チームとともに考え・サポートしてくれる、そんな仕組みがあったらと思い、この活動を始めました。

 

CANネットの会員さんは、どんな方たちですか?

「病気」は、誰もが関係することです。病気を経験したからこそ気付いた人生の豊かさや人の優しさがあります。自分や家族が病気を経験された方、経験されていなくても、この想いに共感してくださる多職種の方々がCAN netに会員として参加してくれています。

 


CANネットでは、患者さんへの情報提供の他にも、医療美容に関する勉強会やアピアランスケアに関する活動を行っています。

[blogcard url=http://can-net.jp/]

 


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