がん患者さんにとって、自分のがんの話はプレッシャーのかかる話題です。事前に聞きたいことリストを作ると良いと言われますが、ゼロからリストを作るのは、ちょっと大変です。そこで、多くの患者さんたちが知りたいことをリスト化して、説明を受けやすくしたガイドブックがありますので、これを使ってみてはいかがでしょうか。
冊子「重要な面談にのぞまれる患者さんとご家族へ」
このパンフレットは、国立がん研究センターがん情報サービスに公開されています。特徴として、がん患者とその家族が医師との面談で聞きたいことをもれなく聞けるように工夫されています。患者や家族が医師に質問しやすくすることが目的で、具体的な質問リストが用意されています。
冊子は、下のリンクからPDF版をダウンロードできます。
【国立がん研究センター 精神腫瘍学グループ】
重要な面談にのぞまれる患者さんとご家族へ−聞きたいことをきちんと聞くために−」(A5判、12ページ) https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/clinic/psychiatry/psychiatry_panfu.pdf
聞きたいことが混乱しそうな人は、ぜひ使ってほしいです。
聞きたいことをまとめましょうとアドバイスがありますが、抜け、漏れ、重複なしにシンプルにリストをまとめることは難しいです。そこで、よく質問されること、理解が難しいことについて、ポイントをまとめたリストです。
質問リストの内容は、診断、病状、検査、治療法、生活上の注意点、家族への影響など、幅広いトピックをカバーしています。また、セカンドオピニオンやがんに関する情報収集方法についても触れられています。
リストの中身はこちらです
- 診断について
- 病状について
- 症状について
- 検査について
- 治療について(治療を選ぶ時の質問、選んだ治療についての質問、その他、治療に関する質問)
- 生活について
- 家族のこと
- こころのこと
- この先のこと
- その他
- 他に尋ねたいこと
- セカンドオピニオン
参考URL
冊子「重要な面談にのぞまれる患者さんとご家族へ」:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]
国立がん研究センターが運営する公式サイトです。